[2022年01月28日]

街灯の灯る寒さの一つづつ

深見けん二(1922~2021)

寒さが冬の季語。寒し、寒気、寒冷なども同意の季語です。
毎日、寒いという言葉を連発しています。この言葉は冬の気温の低さを身体に感じる表現です。単に身体的表現だけでなく、心理的にも様々な対象に対してとらえられる言葉ですね。特に寒いときには、極寒、酷寒、大寒などといい、単に寒さという場合はそれらをすべて含み、時期も三冬にわたっています。ときには、寒村、寒駅、寒家、寒土などのように貧しさを表す場合もあります。
この句では、街灯の一つずつが寒さに耐えて光を放っている、と詠っています。
今日は、初不動。今年最初の不動尊の縁日。
作者ふかみ・けんじの紹介は、2005年3月21日を参照。
(出典:「新版・俳句歳時記第二版」、雄山閣、2003年刊)
・北京冬季オリンピックまであと1週間。最近読んだ本で面白かったのは、石川禎浩(よしひろ)著「中国共産党、その百年」(筑摩選書、2021年刊)。中国を理解するためには、習近平国家主席を筆頭に9000万人を擁する中国共産党のこの百年の動向を知る必要があります。平易で簡潔な文章で、中国の過去・現在・未来を洞察しています。一読を勧めます。ちなみに同書は、第25回司馬遼太郎賞を受賞しています。

投稿者 m-staff : 2022年01月28日 10:08

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