[2022年01月29日]
咳をして言途切れたるままのこと
細見綾子(1907~97)
咳(せき)が冬の季語。しわぶきも同意の季語です。
冬は寒さのために喉、気管支などの粘膜が刺激されて咳をする人が多くなります。その結果、風邪にも咳を伴います。咳にも体質や性格や環境が作用して、人によっては様々な咳の仕方がありますね。
ところで、新型コロナウイルスのオミクロン株の特徴は、発熱が37.5度C以上、咳、倦怠感、喉の痛み、鼻水、頭痛、関節痛などといわれています。そのような症状が出れば、医者に相談するしかありませんね。
この句では、会話中に咳が出て、気が付けば話していたことの内容を忘れてしまった、と詠っています。
作者ほそみ・あやこの紹介は、2005年3月19日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・身近な生活品の値上げが多くなってきました。電気、ガスをはじめ、醤油、ハム、乾麺、冷凍食品などが次々と値上げをします。原因は、原材料高や原油高、おまけに円安などで仕入れや物流のコストがかさんでいるためです。様々な物価が上がれば家計の負担は増して、新型コロナ禍からの経済回復が遅れてしまいますね。
投稿者 m-staff : 2022年01月29日 09:32
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