[2022年02月03日]

つややかに古びし枡や年の豆

橋本鶏二(1907~90)

年の豆が冬の季語。豆撒、福の豆、年男、豆打、福は内、鬼は外なども同意の季語です。
今日は、節分。節分の夜は、神社仏閣、一般家庭で追儺(ついな)の豆撒きが行われます。「福は内、鬼は外」と叫びながら豆を打って鬼を追い払います。豆をまく役はその年の干支に当たる「年男」が行い、一般家庭では干支に関係なく、大人でも子供でも豆をまきますね。この夜は、実際の年の数よりも一つだけ多く豆を食べます。我が家では、とうの昔に豆を幾粒か食べることにしています。
この句は、節分の豆を入れる、使い込んだ古びた枡が、つやつやと光っている、と詠っています。
作者はしもと・けいじの紹介は、2010年9月21日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・厚生労働省の専門家会合で、感染は一部の地域で減少傾向や上げ止まりになっている地域があるものの、今後は増加速度は鈍化しつつも感染拡大は続くと指摘しています。その上で、ワクチンの追加接種や、マスクの正しい着用や換気など、具体的な感染対策を徹底するよう求めています。ここはじっと我慢ですね。

投稿者 m-staff : 2022年02月03日 09:28

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