[2022年02月08日]
雪あはく画廊に硬き椅子置かれ
山口誓子(1901~94)
雪あはくが春の季語。淡雪、牡丹雪、綿雪、沫雪(あわゆき)、泡雪なども同意の季語です。
淡雪は、はかなく消えてゆく春の雪の姿を見事にとらえた季語ですね。雪の表現の中でも特別に美しく感じます。春の雪は湿り気が多く、すぐに溶けてしまいます。また、雪片が大きくなると牡丹雪に変わりますね。
この句では、淡雪の降っている日に、画廊に出かけたところ、据えられていた椅子の硬さに気を取られて、絵の良しあしがわからなくなってしまった気持ちを表しています。
今日は、針供養。主に関東地方では2月8日。関西では12月8日。
作者やまぐち・せいしの紹介は、2005年1月24日を参照。
(出典:角川春樹編「合本 現代俳句歳時記」、角川春樹事務所、2004年刊)
・スキージャンプの混合団体でジャンプスーツの規定違反で、日本、オーストリア、ドイツ、ノルウェーの5選手が失格しました。高梨沙羅選手もその一人。飛ぶ前にきちんと検査していれば良いものを、飛んだ後に失格にするのは関係者の怠慢。猛省をうながします。今日は羽生結弦選手がシュートプログラムに登場します。高木美帆選手はコーチ不在の中でどのように自分をコントロールできるかが心配です。
投稿者 m-staff : 2022年02月08日 09:43
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/8024