[2022年02月10日]
把手大き祖母の箪笥や午祭
古賀まり子(1924~2014)
午祭(うままつり)が春の季語。初午、一の午、二の午、三の午、初午祭、福参。稲荷祭、初午芝居なども同意の季語です。
今日は、初午。2月の最初の午の日の祭礼。全国の稲荷神社の数は多く、なかでも京都の伏見稲荷、愛知県の豊川稲荷が有名ですね。初午には幟を立て、太鼓を打ち鳴らし、油揚げ、米粉などを供えます。稲荷は稲生(いなり)の意味で、農業の神、田の神といわれ、田の神が狐を使者にするといわれています。
この句では、午祭の日に、把手(とって)の大きな箪笥を見ながらやさしかった祖母を思い出しています。
作者こが・まりこの紹介は、2005年10月4日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・東京23区などは大雪の恐れ、夕方には交通機関にも影響が出そうです。東海道沖にある低気圧が本州の南岸付近を発達しながら東に進み、雪が降っています。上空に寒気が流れ込んでいる影響で、関東甲信や静岡県の山沿いを中心に雪が降っています。今日の北京五輪は、フィギュアスケートの男子シングルでの羽生結弦選手の4回転半ジャンプが見もの、カーリング女子日本のロコソラーレは強豪スェーデンと対戦、いい試合を期待します。
投稿者 m-staff : 2022年02月10日 09:38
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