[2022年02月15日]

春寒や貝の中なる桜貝

松本たかし(1906~56)

春寒(はるざむ)が春の季語。春寒し、寒き春、春寒、料峭(りょうしょう)なども同意の季語です。
春寒は、立春を過ぎても訪れる寒さのこと。余寒と同じころの寒さでも、春の方に重きがありますね。余寒は、冬の寒さが残っているのに対して、春寒には、それほど寒さの厳しさがありませんね。料峭は、春風が寒く感じられることをぃい、古くから「春寒料峭」という言い方で用いられてきました。
この句の「桜貝」の貝殻は薄く長方形で、淡紅色で美しく、殻の長さは3センチ。日本各地の内湾に産し、貝細工などに使われます。花貝ともいいます。この句では、春寒を桜貝の貝殻の中にまで思いを致しています。寒さに対して暖かさを感じます。
作者まつもと・たかしの紹介は、2005年4月18日を参照。
(出典:「新版・俳句歳時記第二版」、雄山閣、2003年刊)
・カーリング女子で日本は韓国に敗れました。これで4勝2敗。氷に嫌われたみたいですね。今後の対戦相手は、イギリス、アメリカ、スイス。強豪ぞろいです。スキップの藤沢五月選手が修正能力を発揮して勝ち切ってください。

投稿者 m-staff : 2022年02月15日 10:05

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