[2022年02月22日]

歩み来し人麦踏をはじめけり

高野素十(1893~1976)

麦踏(むぎふみ)が春の季語。麦を踏むも同意の季語です。
麦踏は、麦の根を足で踏むこと。霜柱などで根が浮き上がってしまうのを防ぐためで、また、いたずらに伸びては株の張りが悪く、収穫が少なくなるのを防ぐためで、発育の状況に応じて数回行います。ゆっくりと、無心に単調な動作を繰り返している姿はいかにも早春らしい光景です。
この句では、句中の人物が、歩いてきた人がそのまま麦踏をはじめるなぞは、まるで歌舞伎の名優が舞台に登場しているが如く見えます。
作者たかの・すじゅうの紹介は、2005年2月23日を参照。
(出典:大岡 信著「第五 折々のうた」、岩波新書、1986年刊)
・プーチン大統領は、ウクライナ東部の親ロシア派が支配しているドネツク州とルガンスク州の2つの地域について。独立国家として承認する大統領令に署名しました。ロシア側のこのような動きは想定されていたことですが、この事態に欧米はどのように対処するのでしょうか。

投稿者 m-staff : 2022年02月22日 09:42

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