[2022年02月28日]

春暁や火の山しづかに鳴動す

榊原風伯

春暁(しゅんぎょう)が春の季語。春の朝、春の暁、春の曙、春の夜明けなども同意の季語です。
現在の横須賀の日の出は、午前6時14分。春暁は、東の空が白みかけるころの春の夜明けをいいます。「枕草子」の冒頭に「春は曙」とあり、秋の暮とともに、日本の自然美を代表するものとなりました。暁は曙より早い時間を指し、春の朝はもっと遅い時間を意味します。
この句では、火山を取り上げました。気象庁の発表によると、阿蘇山が2月24日の朝5時ごろから火山性微動の振幅が大きくなり、白色の噴煙が最高で火口の上、700メートルまで上がったと報じています。阿蘇山では火山活動が高まっていることから噴火警戒レベルを2から3に上げました。日本の活火山は111あります。山地の多い日本において活火山は全国に点在しており、火山の噴火や大地震などの危険は身近のところにあり、注意が必要ですね。
・ロシアとウクライナの代表団による会談が行われることになりました。会談場所はベラルーシ南東部のゴメリ州。本当に停戦につながる交渉ができるのでしょうか。わかりませんね。

投稿者 m-staff : 2022年02月28日 10:06

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