[2022年03月05日]

啓蟄の蚯蚓の紅のすきとほる

山口青邨(1892~1988)

啓蟄(けいちつ)が春の季語。
24節気の一つ。雨水の後15日に当たり、陽暦では3月6日となります。蟄虫(ちっちゅう)とは土の中に冬眠していた虫のこと。そのような虫が穴から出てくることを指します。「蟻穴を出づ」や「地虫出づ」といった季語は、「けいちつ」と関連したものですね。「蛇穴を出づ」「蜥蜴穴を出づ」などもどこかユーモラスに聞こえます。このころは、また大きな雷が起こり、それで冬眠していた虫は目を覚ますともいわれています。
この句では、啓蟄の蚯蚓(みみず)の赤みが透き通って見えると詩的にとらえています。強い風が吹くと、ときどき我が家のベランダに蚯蚓が吹き飛ばされて上がってきます。
作者やまぐち・せいそんの紹介は、2005年3月13日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・プーチンは「ロシア軍の活動についての意図的に誤った情報を拡散するなどした個人や団体に罰則を科す」とする法律の改正案に署名しました。この法律は言論統制をさらに強化するとともに、ロシア国内で広がる戦争反対の声を抑え込むことに狙いがあります。プーチンの自作自演を許してはなりませんね。

投稿者 m-staff : 2022年03月05日 09:48

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