[2022年03月06日]

夕東風や海の船ゐる隅田川

水原秋櫻子(1892~1981)

夕東風(ゆうごち)が春の季語。東風、こち風、正東風(まごち)、強東風(つよごち)、朝東風、雲雀東風、鰆東風、梅東風、桜東風なども同意の季語です。
冬の季節風である北風や西風が収まってくると東風が吹くようになります。これが吹くと春の訪れを感じさせます。ただし、暖かい風とは言えず、まだ寒さの抜けない感じがしますね。海岸地方では様々な名前がついています。瀬戸内海では、雲雀東風、小倉ではあめごち、志摩ではいなだごち、岡山県では鰆ごち、などといいます。
この句では、夕べに春の東風がやってきて、隅田川に川船ではなく、海の船が上がってきている、と詠っています。
作者みずはら・しゅうおうしの紹介は、2005年1月17日を参照。
(出典:角川春樹編「合本 現代俳句歳時記」、角川春樹事務所、2004年刊)
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投稿者 m-staff : 2022年03月06日 10:30

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