[2022年03月11日]

梨の花郵便局で日が暮れる

有馬朗人(1930~2020)

梨の花が春の季語。花梨、梨花も同意の季語です。
甲州の梨園の棚では、花が一面たいらに咲いて美しく見えますが、庭や畑の一隅に咲く1本の花にも趣がありますね。バラ科落葉高木。中国が原産地。木は5~6メートルにもなり、棚仕立てにして栽培されます。棚は新しい葉と白色五弁花でおおわれます。梨の実は食用、葉は薬用、樹皮は染料になります。青梨の二十世紀、赤梨の長十郎を基本種として、多くの改良種が見られます。
この句は何でもない日常の一こまを抽出して様々に想像させてくれます。この郵便局は、作者の憩いの場のような気がします。
作者ありま・あきとの紹介は、2005年1月11日を参照。
(出典:佐川広治著「季語の花―春」、TBSブリタニカ、2000年刊)
・今日は3月7日に亡くなった義弟、清水哲男の会葬日。コロナ禍のなか、多磨霊園葬祭場にて12人で送りました。淋しい別れでした。

投稿者 m-staff : 2022年03月11日 10:45

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