[2022年03月24日]

池乾き春の落葉を転ばせる

富安風声(1885~1979)

春の落葉が春の季語。
今日は、彼岸明け。これからは本格的な春になってきますね。
落葉樹の大部分は晩秋から冬にかけて葉を落としてしまうのに対して、常盤木(といきわぎ)は春から初夏に落葉します。しかし、その様子はあまり目立ちません。それというのも常盤木は新芽が早く出て、成長するのが早いためです。特に椎や樫、檜などは気のつかないうちに枯葉が落ちてたまっています。1週間ぐらいで古葉は新葉と交替して、春の装いを急ぎますね。
この句では、乾いた池に春の落葉が降り注いでいる様子が伝わってきます。「落葉を転ばせる」とは面白い表現ですね。
同じ作者に次の句があります。
春落葉さはさりながら命惜し  風声
ずばり、ストレートに心を打ちますね。
作者とみやす・ふうせいの紹介は、2005年2月6日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・今日、ベルギーのブリュッセルでウクライナ情勢をめぐって、G7
やNATOの首脳会議が開催されます。これにウクライナのゼレンスキー大統領もリモートで参加します。このところアメリカのバイデン大統領の足元が定かでないような印象を受けますね。大丈夫でしょうか。

投稿者 m-staff : 2022年03月24日 10:07

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/8068