[2022年03月30日]

胸の上聖書は重し鳥雲に

野見山朱鳥(1917~70)

鳥雲にが春の季語。鳥雲に入る、雲に入る鳥、雲に鳥なども同意の季語です。
冬鳥が北へ向けて飛び立ち、雲間に消えて行くという、非常に映像的で広がりのある光景が浮かんできます。はるか遠い雲の、そのまた遠くにある北の地を目指す鳥たちに、漂泊の思いを託す人あるでしょう。
この句の作者は病弱で、長期の療養生活を強いられました。病臥している中で、胸の上の聖書を重く感じています。小さな鳥が遠くまで変えることのいとおしみ、寂しさがこもっています。
作者のみやま・あすかの紹介は、2005年4月19日を参照。
(出典:辻 桃子監修「俳句の鳥」、創元社、2007年刊)
・ロシアとウクライナは停戦交渉、両者は一定の譲歩を示しましたが、具体的な停戦に結びつくかは依然、不透明なままです。昨日のサッカー、日本とベトナム戦は、野球でいえば「消化試合」。不完全燃焼でこれでカタール大会に出場しても勝てそうにもありませんね。センバツ野球は今日が準決勝。大阪桐蔭が優勝の本命。ダークホースは浦和学院です。

投稿者 m-staff : 2022年03月30日 09:52

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/8074