[2022年04月01日]

春の蛇座敷のなかはわらひあふ

飯島晴子(1921~2000)

春の蛇が春の季語。蛇穴を出づ、蛇穴を出る、蛇出づなども同意の季語です。
今日はエイプリルフール。
28日、横須賀市西公園を散歩していたら、冬眠明けとおぼしき青大将に出逢いました。およそ1メートル以上もある立派な蛇でした。
この句では、冬眠していた蛇が、穴から這い出してきて、久しぶりの世間におどおどしています。ぼおっともしています。そこへ座敷の方からにぎやかな笑い声がしています。笑い声が聞こえた段階で、蛇は作者自身に入れ代わります。途端に、何か寂寥感が立ち上がってきます。あの仲間外れにされたような孤独感に襲われます。蛇の嫌いな人でも句の世界は納得できますね。
作者いいじま・はるこの紹介は、2007年7月9日を参照。
(出典:清水哲男著「増殖する俳句歳時記」、ナナ・コーポレート・コミュニケーション、2002年刊、装幀は3月5日に亡くなったイラストレーターの小松慶司郎さん)
・今日から改正民法が施行され、成人年齢が20歳から18歳に引き下げられたほか、女性が結婚できる年齢が16歳から男性と同じ18歳に引き上げられました。飲酒や喫煙、競馬などの公営ギャンブルは、これまでどおり20歳未満は禁止となっています。一方、親などの同意なしにローンやクレジットカードの契約を行うことができます。しばらくは混乱が予想されますね。

投稿者 m-staff : 2022年04月01日 09:45

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