[2022年04月07日]

花ちるや耳ふつて馬のおとなしき

村上鬼城(1865~1938)

花ち(散)るが春の季語。落花、散る桜、花吹雪、飛花、花の滝、花屑、花の塵なども同意の季語です。
横須賀ではせっかく満開になった桜が散り始めました。花の散る様子は、咲く様の華麗で豊艶な姿とともに、日本人に愛された桜の見どころで、寂しくはかなげであると同時に、潔く美しく感じます。日本人の心性に呼応し、国花とされるゆえんでもありますね。花時には強い季節風がよく吹きます。「花に嵐」です。また、その散り際をよしとして、「花は桜木人は武士」とも言われてきました。
この句では、花の散る中で、馬がおとなしく耳を振っている、と詠っています。動に動の光景です。
今日は、世界保健デー。
作者むらかみ・きじょうの紹介は、2005年2月2日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・国連でのウクライナのゼレンスキー大統領の演説は、見事に世界の現状を言い当てて素晴らしい内容でしたね。一方のプーチンは、ブチャで大勢の住民の遺体が見つかったことについて「ウクライナ側によるねつ造だ」と主張しています。ロシア軍による関与を否定しています。白を黒ということはできません。白は白です。ロシアは孤立化をますます深めます。

投稿者 m-staff : 2022年04月07日 09:50

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