[2022年04月08日]

濡れてすぐ乾く台座や甘茶仏

磯貝碧蹄館(1924~2013)

甘茶仏(あまちゃぶつ)が春の季語。甘茶、五色の水、仏の産湯、甘茶寺、灌仏なども同意の季語です。
釈迦の誕生日といわれるのが4月8日。その降誕を祝って全国の寺院で花祭りが行われます。釈迦の降誕を祝って、花で飾った花御堂の中に安置した誕生仏に参詣者が小さな柄杓でその頭上に注ぐ甘いお茶を甘茶といいます。誕生仏に甘茶をかけるのは、釈迦が生まれた時に八大竜王が甘露の雨を降らし産湯にしたという故事によります。
甘茶を注がれる仏を灌仏(かんぶつ)、甘茶仏といいます。甘茶をかけるようになったのは江戸時代からで、持ち帰って飲むと体が丈夫になると信じられています。
この句では、参詣者が次々と誕生仏に甘茶をかけていますが、それでもその台座はすぐに乾く、と詠っています。
作者いそがい・へきていかんの紹介は、2005年3月6日を参照。
(出典:角川春樹編「合本 現代俳句歳時記」、角川春樹事務所、2004年刊)
・今日からアメリカ大リーグが開幕。シカゴ・カブスの鈴木誠也選手がミルウォーキー・ブルワーズとの開幕戦に6番ライトで先発出場し、大リーグのデビュー戦で初ヒットを打ちました。このあと、エンジェルスの大谷選手がアストロズ戦との開幕戦で投手・1番バッターで出場します。調子は良いようですが、油断大敵です。

投稿者 m-staff : 2022年04月08日 09:42

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