[2022年04月09日]

ははこぐさはじめのことば忘れけり

矢島渚男

ははこぐさ(母子草)が春の季語。ほうこ草、ははこ、おぎょう、ごぎょうも同意の季語です。
キク科の多年草で春の七草の一つ。「ごぎょう」のこと。細長い葉にはやわらかい毛がたくさん生えており、緑白色をしていて、ウサギの耳のように見えます。昔は木の葉を餅に混ぜて食用にしました。今では蓬(よもぎ)がこれに代わり、一部の地方でしか用いることはなくなりました。花は黄色で茎の先に固まってつきます。一つの花に見えるのは、さらに小さな花が集まっている頭花ですね。昔は、「おぎょう」と呼ばれ、人形(ひとがた)の意味でした。大小の立ち姿はさながら母と子のようで可愛らしく見えます。
この句では、ははこぐさを見ながら、作者は母と子にとって、はじめのことばは何だったのでしょう、と問いかけています。誰もが忘れていることを詩的に表現していますね。
作者やしま・なぎさおの紹介は、2007年11月11日を参照。
(出典:青柳志解樹編著「俳句の花 上巻」、創元社、2004年刊)
・エンジェルスの大谷選手、昨日は「大谷ルール」が初めて適用されましたが、実りませんでした。これまでに誰もやったことがないことを行うのですから、挑戦あるのみです。次回が楽しみです。今日は1番、DHで出場します。

投稿者 m-staff : 2022年04月09日 09:52

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/8087