[2022年04月16日]

熱高く睡るフリージヤの香の中に

古賀まり子(1924~2014)

フリージヤが春の季語。フリージア、香雪蘭(こうせつらん)、浅黄水仙も同意の季語です。
マンションの花壇の白いフリージアが一斉に咲き始めました。風に揺れている様子は清潔感がありますね。
アヤメ科の多年草。原産地は南アフリカの喜望峰。主に温室栽培され、切り花として寒いうちから出回ります。花壇や鉢植えなどでも栽培され、晩春のころによく見かけます。剣状の葉の間から細い花茎を伸ばして、先端に数個のつぼみをつけ、下から上へ向かって咲きます。花には芳香があって、色は白、薄紫、黄、紅などがあります。
この句では、よい香りのフリージアの咲いている中で、熱を出して睡眠している作者の姿が浮かんできます。
作者こが・まりこの紹介は、2005年10月4日を参照。
(出典:角川春樹編「合本 現代俳句歳時記」、角川春樹事務所、2004年刊)
・エンジェルスの大谷選手が対レンジャーズ戦、今季第1号ホームラン、第1打席の初球でした。8戦31打席目。ところで、あの阪神が対巨人戦で今季2勝目を挙げ、引き分けを挟んだ連敗を6で止めました。シーズン前に矢野監督がポロリと漏らした本音が選手たちの士気をそいだのは明らかです。今年1年で辞めるなんて指揮官は言ってはなりませんね。

投稿者 m-staff : 2022年04月16日 10:07

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