[2022年04月17日]

舞姫はリラの花よりも濃くにほふ

山口青邨(1892~1988)

リラの花が春の季語。ライラック、紫丁香花(むらさきはしどい)も同意の季語です。
札幌の大通公園にあるライラックの並木は良く知られています。懐かしく思い出します。モクセイ科の落葉低木。高さは3~5メートルほど。4月ごろから6月にかけて、紫色の小花がふさじょうに咲き、芳香があります。色は、白、青藍、赤紫などで、八重咲もあります。冷涼な気候、寒冷な風土でよく育ちます。毎年、5月にはライラック祭が開催され、札幌市の市花になっています。英名はライラック、仏名はリラ。紫丁香花は和名。
この句では、舞を舞う女性はリラの花よりも濃く匂っている印象があると詠っています。印象句ですね。
今日は、土用。暦の上で立夏の前18日を春の土用といいます。
作者やまぐち・せいそんの紹介は、2005年3月1③日を参照。
(出典:佐川広治著「季語の花―春」、TBSブリタニカ、2000年刊)
・昨日、エンジェルスの大谷選手が対レンジャーズ戦で2本のホームラン。今日の第1打席は三振、第2打席で3塁走者を迎え入れるセカンドゴロ。第3打席は1塁エラーで出塁。野球を楽しんでいます。
ところで、ロシア軍は旗艦「モスクワ」をウクライナ軍に沈没させられたことで、プーチンは頭にきて何をしでかすかわかりませんね。

投稿者 m-staff : 2022年04月17日 09:33

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