[2022年04月27日]

おしぼりをまだ手放さず柳絮飛ぶ

波多野爽波(1923~91)

柳絮(りゅうじょ)が春の季語。柳の絮、柳の花なども同意の季語です。
柳絮とは、柳の長い毛を持った種をいいます。風に乗ってふわふわと飛んで、毛は水をはじくので、川面に浮いてあちこちに運ばれてゆきます。柳絮の世界的に有名なのは北京で、春は街中のいたるところに白い綿のような固まりが転がっているといいます。漢詩では雪の異称としても用いられますね。
この句では、柳絮の飛んでいる料理店で、おしぼりで手を拭って行く春を楽しんでいる様子がうかがえますね。
作者はたの・そうはの紹介は、2005年3月15日を参照。
(出典:辻 桃子監修「俳句の草木」、創元社、2005年刊)
・どこかの村の村長さんのようなグテーレス国連事務総長がプーチン、ラブロフ外相と会談。特に、クレムリンの長机の端と端で迎えたプーチンは、軍事侵攻が東部のロシア系住民を保護するため、首都キーウの近郊ブチャで多くの市民が殺害されたのはロシア軍が関与していない、東部のマリウポリの製鉄所で市民が取り残されているのは市民を盾にしたテロリストと同じ行動をとっているなどと主張。まったく総長は相手にされませんでした。国連は存在価値を失っていますね。

投稿者 m-staff : 2022年04月27日 10:05

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