[2022年05月13日]
子を産みに子が来てゐるや若楓
安住 敦(1907~88)
若楓が夏の季語。青楓、楓若葉なども同意の季語です。
カエデ科の落葉樹。紅葉が美しいので秋の季語とされていますが、掌状の葉は秋以外にも十分に観賞に耐えますね。とくに初夏、淡い緑色の葉が重なり合ってレースのような格別な味わいがあります。名前は深く切れ込んだ葉の形が蛙の手に見立てた「かえるで」から「楓」になったといわれています。
この句では、若楓の美しさに、作者の娘が子供を産みに実家に帰ってきた、と詠っています。その裏には孫ができる嬉しい気持ちが込められています。
作者あずみ・あつしの紹介は、2005年2月28日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・北朝鮮の国営通信社の報道によると、北朝鮮全土で新型コロナウイルスのせいで12日だけで約1万8000人の発熱者が発生し、6人が死亡したとしています。死者の一人が新型コロナウイルスの「オミクロン株」が検出され、感染が広く拡大している可能性があるとされています。金総書記は、すべての市や軍を封鎖するように指示したようです。ミサイルを国威発揚のためにポンポン打つよりも、どうしたら人民にワクチンを提供できるかを考えるべきでしょうね。
投稿者 m-staff : 2022年05月13日 10:07
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