[2022年05月28日]
太藺中何か起こりし水騒ぎ
星野立子(1903~84)
太藺(ふとい)が夏の季語。太藺刈る、藺草、太藺の花なども同意の季語です。
池や沼に生えるカヤツリグサ科の多年草。庭に観賞用として植えたりもしています。高さは1.2メートルほどになり、円柱状で太く、中は空洞です。夏になると黄褐色の小花を穂状に付けます。茎は刈り取って筵を織ります。名前は太い藺草という意味。イグサ科の藺草と同じに茣蓙の材料になります。節のない緑の茎が水から伸びている光景はいかにも夏らしく涼し気ですね。
この句では、太藺が群生している水の中で何かが起こっていると詠っています。「どのような「水騒ぎ」なのでしょうね。想像力をかりたてられます。
作者ほしの・たつこの紹介は、2005年2月9日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・昨日3敗目を喫したエンジェルスの大谷選手は、腰に張りがあったようです。投打の両方で出場していますから、身体が相当疲れています。ここはマッドン監督が休ませなければなりませんね。セ・パ交流
戦の出だしは、セ・リーグの方が優勢ですね。
投稿者 m-staff : 2022年05月28日 10:06
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