[2022年06月01日]

荒筵沢潟細く活けて住む

石田波郷(1913~69)

沢潟(おもだか)が夏の季語。花慈姑(はなくわい)も同意の季語です。
6月は湿める月、雨の月。誕生石は、真珠、ムーンストーン。
オモダカ科の多年草。湿地や沼地などに自生する水草のこと。6月ごろになると30~50センチの花茎を葉の間から立てて、白い三弁の花を開かせますが、花は一日でしぼみます。葉は矢じりの形をして顔を上げていりように見えることから面高(おもだか)の名があります。この葉に似ているものに食用の慈姑があります。花、葉ともに見るべき価値があって、よく武家の家紋に取り上げられています。花言葉は「高潔」と呼ばれます。
この句の「荒筵(あらむしろ)は、稲藁などで編んだ粗悪な筵を指しています。この句は、戦後すぐの生活事情が垣間見られます。
今日は、気象記念日、写真の日。それに更衣。
作者いしだ・はきょうの紹介は、2005年2月13日を参照。
(出典:青柳志解樹編著「俳句の花 下巻」、創元社、2004年刊)
・ウクライナの原子力発電公社の記者会見で、ロシア軍による占拠が続く南東部のサポリージャ原子力発電所に爆発物などが置かれており、「核の大惨事」につながる恐れがあると危機感を露わにしました。この原子力発電所は3月上旬からロシア軍が掌握しており、その扱いが雑で危険極まりないと警告しています。恐ろしいことです。

投稿者 m-staff : 2022年06月01日 09:27

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