[2022年06月07日]
濃きは母情淡きは父情花菖蒲
成瀬櫻桃子(1925~2004)
花菖蒲が夏の季語。白菖蒲、黄菖蒲、菖蒲園、菖蒲見なども同意の季語です。
アヤメ科の多年草。野生の花菖蒲を原種として改良された日本特産の園芸植物。水中や水辺などの湿地で栽培されますが、庭でも育ちます。6月ごろ、高い花茎に大きな花を開きます。色は、紫、濃紫、白、絞りなど多彩。江戸花菖蒲、肥後花菖蒲、伊勢花菖蒲の3系統があり、1000種以上の品種があるとされています。
この句では、花菖蒲にたとえて、母の情けは濃く、父の情けは薄く淡いと慨嘆しています。さもありなんですね。
作者なるせ・おうとうしの紹介は、2005年6月30日を参照。
(出典:石 寒太編「よくわかる俳句歳時記」、ナツメ社、2010年刊)
・やっぱりブラジルは強かった。サッカー日本代表は0対1でブラジルに敗退。GKの権田選手だけが光っていました。エンジェルスの大谷選手は、今日、レッドソックスと対戦。12連敗は避けてほしいものです。また、今夜はボクシングで井上尚弥選手がノニト・ドネア選手と世紀の再戦を行います。井上が勝つでしょう。
投稿者 m-staff : 2022年06月07日 09:57
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