[2022年06月10日]

あけがたや額の咲くより空ひくく

石橋秀野(1909~47)

額(がく)が夏の季語。額の花、額紫陽花なども同意の季語です。
あっさりした素朴な花。ユキノシタ科の落葉低木。紫陽花の原種。各地に野生していますが、暖地性で渓流などのほとりなどに多く、三浦、伊豆などの多く見られます。6月ごろ、枝先に青紫色の小花がたくさん集まり、周りに装飾花と呼ばれる仮花をつけます。紫陽花のように玉にならないで平らに咲きます。色ははじめが白ですが、だんだんと紅色を加えます。
この句では、夏の明け方は、空が額の花よりも低く、もわっとしていると詠っています。
今日は、時の記念日。
作者いしばし・ひでのの紹介は、2005年9月7日を参照。
(出典:「新版・俳句歳時記第二版」、雄山閣、2003年刊)
・アメリカのトランプ前大統領は、パーソナリティ障害(人格障害)。この用語は、本人に重大な苦痛をもたらすか、日常生活に支障をきたらしている思考、知覚、反応、対人関係のパターンが長期的かつ全般的にみられる人に対して使われます。ボブ・ウッドワード、ロバート・コスタ著「PERIL危機」(日本経済新聞出版、2021年刊)による。

投稿者 m-staff : 2022年06月10日 09:57

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