[2022年06月21日]

木曽馬の遊びて夏至となりにけり

森田 峠(1924~2013)

夏至が夏の季語。夏至の日も同意の季語です。
毎年、夏至の日は、我が家のベランダか見える富士山の一番右側に太陽が沈みます。そこから、冬至に向かって太陽の沈むのがとことこと左に移動してゆきます
24節気の一つ。北半球では1年中で昼が最長で、夜が最も短い現象。太陽はこの日最も北に寄り、北回帰線の真上まで北上し、北極地方
では一日中太陽が沈まない状態が続きます。逆に南極地方では一日中太陽が地平線の下にあって顔を見せません。一般に前者を白夜、後者を極夜と呼んでいます。気温よりも太陽の光景に関心のあるユーロッパでは、夏至はミッドナイトサマーとして大切にされていますね。
この句の「木曽馬」は、長野県の南西部、木曽川上流の渓谷一帯で飼われている馬を指しています。木曽は檜など上質の木材の山地。夏至の日に、そこで育成されている馬たちが遊んでいる、と詠っています。
作者もりた・とうげの紹介は、2006年1月19日を参照。
(出典:角川春樹編「合本 現代俳句歳時記」、角川春樹事務所、2004年刊)
・東京オリンピック・パラリンピックの大会組織委員会は今日、最後の理事会を開き、6月いっぱいで解散します。設立から8年の活動を終えることで、コロナ禍のもとで巨額の費用をかけて開催された東京大会は、悲喜こもごもの話題を残して歴史の彼方へ飛んで行きました。関係者の皆さん、ご苦労さまです。

投稿者 m-staff : 2022年06月21日 09:58

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/8159