[2022年07月02日]

医通ひの片ふところ手半夏雨

大野林火(1904~81)

半夏雨(はんげあめ)が夏の季語。半夏生、半夏水、半夏生ずなども同意の季語です。
今日は半夏生(はんげしょう)。24節気72候のうち、夏至の3候に当たり、夏至から11日目。半夏(からすびしゃく)という毒草が生ずるところからこの名前があるといわれ、半夏と略して呼ぶこともあります。昔から、「半夏半作」といわれ、かつてはこの日までに田植えを終えるものとされました。また、この日には様々な禁忌があって、物忌みの風習がありました。
この句では、片手をふところに入れて医者へ通っている作者のムッとしている顔が浮かんできます。折しも雨が降っていてこの雨が大雨になりそうです。
作者おおの・りんかの紹介は、2005年6月13日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・いま午前9時過ぎ、エンジェルスの大谷選手がアストロズ戦で、好投手ハビエルから18号ホームランを打ちました。ところで、昨日は、新型コロナウイルスワクチン4回目の接種を済ませました。注射を打ったところが少し痛い状態です。南の海では台風4号が発生しました。7日ごろ、関東圏に近づきそうです。

投稿者 m-staff : 2022年07月02日 09:41

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