[2022年07月03日]

むぞうさに夏帽投げてすわりけり

渋沢渋亭(1892~1984)

夏帽が夏の季語。夏帽子、麦藁帽子、カンカン帽、海水帽、パナマ帽、登山帽なども同意の季語です。
夏に被る帽子の総称。最近は帽子を被る習慣が薄れてきましたが、第2次大戦のころまでは、高級なパナマ帽、白やクリーム色のヘルメット帽、麦藁のカンカン帽などが良く使われましたね。今は、日照りの中に出るときは登山帽や野球帽などの簡単なものを見かけます。夏の日差しを避けるためにぐるりにひさしのついたものが多く見られます。
この句では、仲間の集まりでしょうか。汗をかいて、忙しそうに駆けつけて無造作に夏帽を投げて坐った、と表現しています。
作者しぶさわ・じゅうていの紹介は、2007年11月29日を参照。
(出典:角川春樹編「合本 現代俳句歳時記」、角川春樹事務所、2004年刊)
・セ・リーグ首位のヤクルトがDeNAに延長の末、サヨナラ勝ちして
優勝へのマジックを「53」にしました。1強5弱といった塩梅です。去年の日本シリーズ優勝、それに今年のセ・パ交流戦の優勝と勢いに乗っています。5弱のチームは一丸となってヤクルトに向かってください。今日の大谷選手は4打数ノーヒット。エンジェルスの投手陣はザルですね。

投稿者 m-staff : 2022年07月03日 09:54

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