[2022年07月07日]
庭石に梅雨明けの雷ひびきけり
桂 信子(1914~2004)
梅雨明けが夏の季語。梅雨上がる、梅雨の後も同意の季語です。
旧暦では入梅の後30日で梅雨明けとなりますが、今日では梅雨明けは気象上の変化を指しています。今年の関東甲信の梅雨明けは6月27日、平年より22日、去年より19日早い異常気象となりました。多く梅雨明け前には、雷鳴を伴った豪雨があって、豪雨の後に染まるような紺色の空が表れます。
この句では、梅雨明けの雷が庭石に響いていると詠っています。
今日は七夕ですが、俳句の七夕は、秋の季語となっています。また
今日は、小暑。この日から暑中になります。
作者かつら・のぶこの紹介は、2005年6月4日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・WHOのテドロス事務局長は、世界で確認された新型コロナウイルスの新規感染者がこの2週間で30%近く増えたとして、感染対策を引き続き徹底するよう呼び掛けています。オミクロン株の「BA.4」と「BA.5」が欧米で主流となっています。日本でも感染者がこのところ増えています。ワクチン接種の徹底が望まれます。
投稿者 m-staff : 2022年07月07日 09:44
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