[2022年07月15日]
水の膜ひつぱりプールあがりけり
宮坂静生
プールが夏の季語。プール開き、プール熱も同意の季語です。
ベランダか見える横須賀市富士見小学校のプールが3年ぶりに利用できるようになり、子どもたちの歓声が聞こえています。
プールは夏の季語の「泳ぎ」から派生したと考えられ、夏季以外にプールを詠む時は季節がわかる工夫が必要ですね。プールは海へ行かなくても手軽に水泳が楽しめ、屋外ばかりでなく室内も多く、寒い時期には温水プールもあって、スイミング・クラブのみならず、レジャーやスポーツに欠かせないものとなっています。
この句では、プールで泳いで人が水から上がるときの光景を写生しています。確かに水の膜を引っ張っているように見えますね。
作者みやさか・しずおの紹介は、2007年11月10日を参照。
(出典:「新版・俳句歳時記第二版」、雄山閣、2003年刊)
・エンジェルスの大谷選手は昨日、アストロズに快勝。9勝目を挙げました。おまけに20日のオールスターゲームでは、投手と打者の二刀流で出場予定。ホームランダービーには参加しません。ますます大谷選手には目が離せない状態です。
投稿者 m-staff : 2022年07月15日 09:11
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/8183