[2022年07月23日]

向日葵やもののあはれを寄せつけず

鈴木真砂女(1906~2003)

向日葵が夏の季語。日車、日輪草、天竺葵なども同意の季語です。
夏の太陽にもたとえられる向日葵。強い光に黄色の大輪が見事ですね。キク科の1年草。メキシコ原産で日本には17世紀に渡来。花が太陽の動きに従って回ると信じられて、この名前が付きました。高さは1メートル以上で、3メートルに及ぶものもあって、花の直径は20~30センチにもなります。種から油を取って食用にもなりますね。
この句では、向日葵は強く逞しく元気そうで、もののあわれなぞ
寄せ付けない、と詠っています。
今日は、大暑。24節気の一つ。暑さが最も厳しいとき。
作者すずき・まさじょの紹介は、2005年1月16日を参照。
(出典:石 寒太編「よくわかる俳句歳時記」、ナツメ社、2010年刊)
・エンジェルスの大谷選手が投手・1番でアトランタ・ブレーブスと対戦しています。強い相手なので、どのような結果が出るか楽しみです。今日で東京オリンピックの開幕から1年が経過しました。早いものですね。日本選手団は史上最多の58個のメダルを獲得しました。開催費用が1兆4238億円ですから、メダル1個当たりいくらになるのでしょうね。

投稿者 m-staff : 2022年07月23日 09:52

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