[2022年07月27日]

わが行手より炎天の火の匂い

野見山朱鳥(1917~70)

炎天が夏の季語。炎気、炎日、炎天下なども同意の季語です。
連日、暑い日が続いていますね。炎天は、真夏の灼けつくような
太陽の空、天気をいいます。炎天という言葉の響きは、炎帝を連想させますが、その連想は燃えるばかりのすさまじさを想起させ、白熱の
陽光のもとにあるすべての人、すべての物に対して威圧感を与えます。
この句では、道を行く先に、控えている炎天のすさまじさは、まるで火の匂いがする、と詠っています。
作者のみやま・あすかの紹介は、2005年4月19日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・今日は、第104回全国高校野球選手権神奈川大会の決勝戦。横浜高校と東海大相模が対戦します。準決勝の戦いぶりを見ると、東海大相模が優勢と見ました。ところで、エンジェルスの大谷選手は、対ロイヤルズ戦で21号ホームランを打ちました。昨晩、日本のオールスターゲームで、日本ハムの清宮選手がサヨナラホームランを打ち、MVPに輝きました。これを一番喜んでいるのは新庄監督でしょうね。

投稿者 m-staff : 2022年07月27日 09:50

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