[2022年08月07日]
温泉の底にわが足見ゆるけさの秋
与謝蕪村(1716~83)
けさ(今朝)の秋が秋の季語。立秋、今日の秋、秋立つ、秋来る、秋に入るなども同意の季語です。
24節気の一つ。暦に上ではこの日から秋ですが、北日本や山岳地帯を除いては厳しい暑さです。しかし、この言葉を聞くとほっとした気分にはなります。暑いことは暑くても、吹く風や流れる雲、水辺の光景は、どことなく秋を感じさせてくれます。
この句では、温泉(ゆ)に入っていて、自分の足を見ていて、そうだ今日は立秋であった、と作者は気が付きました。「今朝の秋」は、立秋の日の朝を指し、朝風呂に入っていますね。
作者よさ・ぶそんの紹介は、2005年2月10日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・甲子園の高校野球を見ていて、プロ野球と一番違うのはストライクゾーン。ストライクとボールの判定が大変甘いと感じました。技術のレベルが違うのですから仕方ありませんね。ところで、エンジェルスはマリナーズとダブルヘッダー、朝5時から大谷選手を見ていましたが、ヘッドアップして打つ方は4の0、11時から2試合目があり、どこまで修復できるか興味があります。
投稿者 m-staff : 2022年08月07日 09:44
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