[2022年08月10日]
低く垂れその上に垂れ萩の花
高野素十(1893~1976)
萩の花が秋の季語。萩、山萩、鹿鳴草、玉見草、萩散る、こぼれ萩なども同意の季語です。
マンションの前庭のなだらかな坂に萩が群生していて、遠目には雑草が茂っているかのように見えます。マメ科の小低木。秋の七草の筆頭。野生種、栽培種などありますが、全国の山野に見られる山萩がその代表格。花色は、紅紫、白などがあり、群生している萩は壮観ですね。萩は、「生え芽」の意味で、古い株から新芽が出るところから名づけられました。
この句では、萩の花が低く垂れ、その下にまた低く垂れている、と詠っています。枝を垂れるものもありますね。
作者たかの・すじゅうの紹介は、2005年2月23日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・甲子園の第1試合は、旭川大高対大阪桐蔭。旭川は6対3で負けましたが、実力のある大阪桐蔭に対して大いに健闘しました。ところでエンジェルスの大谷選手がアスレッチクス戦で登板します。さあ、勝てるでしょうか。話し変わって、アメリカ国防総省の発表によると、「ロシア軍の戦死者と負傷者は7~8万人にのぼる」としています。どこまで本当かわかりませんね。
投稿者 m-staff : 2022年08月10日 10:04
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