[2022年08月11日]
霧島は霧にかくれて赤とんぼ
種田山頭火(1882~1940)
赤とんぼが秋の季語。とんぼ、蜻蛉、あきつ、やんま、秋茜、麦藁とんぼ、塩辛とんぼなども同意の季語です。
とんぼを見かけるようになりました。蜻蛉の薄く透きとおった翅を左右にピンと張ったまま飛ぶ様子は勇ましく、速さも昆虫の中では最高の部類です。素早く飛行しながら、その強い顎で蚊や蛾などを捕食するので、英名では「ドラゴンフライ」と呼ばれています。
この句の「霧島」は、霧島山のことで、鹿児島、宮崎の両県にまたがる、霧島火山帯中の火山群を指します。霧島山は霧にかくれて、赤とんぼが空を泳いでいます。
今日は、山の日。2014年に制定され、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する日」とされています。8月11日の意味合いは、漢数字の「八」は山のかちちにみえるから、また、「11」には木の立ち並ぶイメージがあることとされています。
作者たねだ・さんとうかの紹介は、2005年2月20日を参照。
(出典:角川書店編「合本 俳句歳時記第三版」、角川書店、2003年刊)
・大谷翔平選手、ベーブ・ルース以来、104年ぶりに「2桁勝利&2桁本塁打」4度目の挑戦で達成。1度目は7月23日にブレーブス、2度目は7月29日にレンジャーズ、3度目は8月4日にアスレチックスと対戦し、いずれも敗れていました。祝砲の25号本塁打も打って見事なものですね。これからどれだけ記録を伸ばすのか、大いに楽しみです。
投稿者 m-staff : 2022年08月11日 09:43
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/8212