[2022年08月12日]

天つつぬけに木犀と豚にほふ

飯田龍太(1920~2007)

木犀(もくせい)が秋の季語。金木犀、銀木犀、薄黄木犀なども同意の季語です。
木犀は香りを楽しむ木。モクセイ科の常緑小高木。中国が原産で江戸時代に渡来しました。金色の花が金木犀、白い花が銀木犀、薄黄色の、花が薄黄木犀。葉のわきに4片の細かい花をたくさんつけ、あたり一面に芳香を振りまきます。花時は大いに匂いが目立ちます。木の幹の表面が犀の皮に似ているところからこの名前があります。
この句では、犀ではなく豚が登場します。木犀と豚の匂いがあたりにふりまかれていると詠っています。
作者いいだ・りゅうたの紹介は、2005年1月31日を参照。
(出典:角川春樹編「合本 現代俳句歳時記」、角川春樹事務所、2004年刊)
・大谷選手の次の目標は、「規定投球回&規定打席」の達成、そのためには残り50試合は中5日で登板しなければなりません。達成すれば史上初となります。次回の登板は16日アスレチックス戦、どこまでやるか楽しみです。

投稿者 m-staff : 2022年08月12日 10:20

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/8213