[2022年08月15日]

飲食のおそき夜なる終戦日

星野麦丘人(1925~2013)

終戦日が秋の季語。終戦記念日、敗戦忌、敗戦日、八月十五日なども同意の季語です。
終戦記念日は、世界で唯一の二度の被爆を受けた国として、その体験を後世に伝え、同じ過ちが起こらないよう戒めるために設けられた記念日です。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻、中国による台湾へのいじめ状態、世界は相も変わらず戦争と平和のはざまで揺れています。このような時だからこそ、改めて終戦記念日の重みを考えてみるべきなのかもしれません。
この句では、毎年8月15日は、何やかやあって、飲食(おんじき)が夜遅くなってしまう、と詠っています。
作者ほしの・ばっきゅうじんの紹介は、2013年5月25日を参照。
(出典:角川春樹編「合本 現代俳句歳時記」、角川春樹事務所、2004年刊)
・台風が去ってまた暑くなってきましたね。ところで。エンジェルスは昨日、大谷、シェラ、ウォードのホームランなどで延長11回にツインズにサヨナラ勝ちしました。今日はその勢いに乗って4対2で2連勝となりました。後半戦に入ってから、チームはようやく普通の状態に戻ったようです。

投稿者 m-staff : 2022年08月15日 10:04

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