[2022年08月19日]

男郎花あの稜線が大菩薩

古沢太穂(1913~2000)

男郎花(おとこえし)が秋の季語。をとこめしも同意の季語です。
女郎花(おみなめし)は、最近見かけることが少なくなりましたが、男郎花はよく見かけます。花の白さがくっきりと見えるのは、露の残っている朝方ですね。オミナエシ科の多年草。日当たりのよい山野に自生しています。白い花を傘のような形に集めて咲いています。女郎花に対して付けられた名前、性状は似ていますが、やや大柄で男性的に見えます。男郎花は白色で飯粒に似て、本来は男飯、転じて男郎花になったといわれています。
この句の「大菩薩」は、山梨県北東部にある峠のこと。標高は1897メートル。北に大菩薩嶺(2057メートル)があります。この句では、足元に男郎花が咲いていて、稜線を指さして、あれが大菩薩峠だ、と詠っています。
作者ふるさわ・たいほの紹介は、2005年9月4日を参照。
(出典:角川春樹編「合本 現代俳句歳時記」、角川春樹事務所、2004年刊)
・夏の全国高校野球は、昨日準々決勝。印象に残ったのは、高松商業と近江、下関国際と大阪桐蔭の試合でした。どちらも実力伯仲で甲乙つけがたい出来でした。「球の流れ」が変わったのは、ちょっとしたミスからで勝負が決まっていました。今日はお休みで明日に準決勝、22日に決勝戦が行われます。さて、どこが深紅の優勝旗を手にするでしょうか。

投稿者 m-staff : 2022年08月19日 09:51

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