[2022年08月28日]
眼帯のうちにて燃ゆるカンナあり
桂 信子(1914~2004)
カンナが秋の季語。花カンナ、壇特(だんとく)の花なども同意の季語です。
鮮やかでエネルギッシュな花の色が印象に残りますね。カンナ科の1年草。公園や道端に多く植えられています。江戸時代に中南米から渡来した壇特が原種。花期は長く、7月から10月ごろまで咲き続け、直立した茎の先に10センチほどの花をつけます。葉の色は、濃い紅、赤、黄などがあります。
この句では、燃えるような赤色のカンナを眼帯をつけていても感じることができる、と詠っています。それだけカンナの色が強烈なのだ、と表現しています。
作者かつら・のぶこの紹介は、2005年6月4日を参照。
(出典:青柳志解樹編著「俳句の花 下巻」、創元社、2008年刊)
・エンジェルスの大谷選手は、ブルージェイズ戦に投打の二刀流で先発出場し、11勝目(8敗)を挙げました。7回2安打無失点、9奪三振、109球。前回の登板では胃腸炎で苦しみましたが、今回は体調が戻り、見事な投球でした。打つ方は2打数無安打、2四球。ところで今日は、シアトルでイチローのマリナーズ球団殿堂入りのセレモニーが行われます。
投稿者 m-staff : 2022年08月28日 09:57
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