[2022年09月10日]

名月や門へさしくる潮頭

松尾芭蕉(1644~94)

名月が秋の季語。十五夜、明月、満月、望月、芋名月、今日の月、今宵の月、月今宵、三五夜、三五の月なども同意の季語です。
今日は、十五夜。陰暦8月15日の夜。周りがまだ明るい夕焼けのころから、栗、芋、団子などを三方に盛って、芒を飾って月の出を待つ風習は、誰しも子どもころの思い出の中に残っていると思います。月の満ち欠けや潮の干満に対する畏敬の念も月と深くかかわっています。さらに、月の中に棲む菟なども、再生と不死の象徴としてとらえられていますね。
この句では、十五夜に、沖からさしてくる潮の波がしらをとらえて、人生のはかなさを表現しています。同じ作者に次の句があります。
名月や池をめぐりて夜もすがら  芭蕉
これぞ名句!
作者まつお・ばしょうの紹介は、2005年10月30日を参照。
(出典:角川春樹編「合本 現代俳句歳時記」、角川春樹事務所、2004年刊)
・アメリカの大リーグ機構が来シーズンから大きなルール変更をすると発表。一つ目はピッチャーの投球間に設ける時間制限、二つ目は極端な守備シフトの禁止など。始めのピッチャーの投球間に設ける「ピッチロック」と呼ばれるルールは、ピッチャーはランナーがいない場合は15秒、いる場合は20秒以内に投球動作を開始しなければ
ならないとしていて、違反するとワンボールが加算されます。バッターについては制限時間が残り8秒の時点でピッチャーに注意を向けていなければならず、違反するとワンストライクが加算されます。
ピッチャーのけん制の回数も制限され、1打席の間に3回目のけん制が失敗した場合はボークが宣告されてランナーは次の塁に進むことができます。また、極端な守備シフトの禁止では、4人の内野手が二塁ベースの両側に2人ずつ配置することを定めました。それもこれも試合時間の短縮のためとしています。

投稿者 m-staff : 2022年09月10日 10:11

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