[2022年10月02日]
みぞそばの信濃の水の香なりけり
草間時彦(1920~2003)
みぞそば(溝蕎麦)が秋の季語。牛の額同意の季語です。
家畜も食べないことから昔は無用の植物いわれましたが、今では川べりに咲く風情が親しまれています。タデ科1年草。溝や小川のほとりに群生しています。10月ごろ、茎先に金平糖のような紅色の花をつけます。葉の形が牛の額似ているところから「牛の額」の別名があります。
この句では、みぞそばは、信濃の水の香りがする、と詠っています。素直な響きが良いですね。
作者くさま・ときひこの紹介は2005年7月11日を参照。
(出典:青柳志解樹編著「俳句の花 下巻」、創元社、2004年刊)
・1日、アントニオ猪木が79歳で亡くなりました。波乱万丈の人生でしたね。合掌。ところで、大谷選手がエンジェルスと来シーズン1年契約、約43億5000万円で合意に達しました。今回のエンジェルスとの契約は1年で、新たに長期契約を結ばなければ、来シーズン終了後にFA=フリーエージェントになります。何ともすごい話ですね。
投稿者 m-staff : 2022年10月02日 09:52
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