[2022年10月03日]

蔓引くや山の葡萄はすでに無く

辻 桃子

山の葡萄が秋の季語。山葡萄も同意の季語です。
山葡萄は、山の人々の貴重な財産で、たいがいはすぐ採取されます。忘れられたように残っているのはうれしいですね。ブドウ科。野葡萄とは違って、栽培種の葡萄とよく似ていて、黒紫色の実が房状についています。甘酸っぱい実は果実酒、ジュースになります。葉は長さが30センチにもなる大きなもので、秋には目の覚めるような、見事な赤色に紅葉し「葡萄紅葉」とも呼ばれています。
この句は、実景そのものですね。蔓を引いたら葡萄がもうなくなっている、と詠っています。
作者つじ・ももこの紹介は2009年3月13日を参照。
(出典:辻 桃子監修「俳句の草木」、創元社、2005年刊)
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投稿者 m-staff : 2022年10月03日 09:40

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