[2022年10月13日]

秋灯下もはやなげかぬ一茶像

河野友人

秋灯が秋の季語。秋の燈、秋燈(しゅうとう、あきともし)なども同意の季語です。
秋の夜にともる燈は、さわやかに乾いた大気とともに、冷たく澄んで見えますね。四季の内で、秋が最も人を思索的にしますが、特に秋燈下での読書は気分的にも集中することができ、とてもはかどります。折から夜は長く、遠い昔を思い出しながらしみじみと語り合えることができます。
この句では、秋燈下では、かの一茶でさえ嘆くこともかなわずにいることでしょう、と詠っています。
作者こうの・ゆうじんの紹介は、2007年6月4日を参照。
(出典:「新版・俳句歳時記第二版」、雄山閣、2003年刊)
・パドレスのダルビッシュが強敵ドジャース相手に投げています。
ナショナル・リーグの地区シリーズ第2戦。相手の投手はカーショー、まれにみる好投手です。投球術の優れているダルビッシュに期待します。

投稿者 m-staff : 2022年10月13日 09:51

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/8275