[2022年10月24日]
夜寒しと言うて命を惜むなり
後藤夜半(1895~1976)
夜寒しが秋の季語。夜寒(よさむ)、宵寒も同意の季語です。
部屋にいて、いつしか、忍び込んでくる夜の寒さをいいます。それほどに厳しくない夜寒は哀感を伴いますね。日中は暖かいのですが、日が暮れると次第に寒さが忍び寄ってきます。本や机に触れるとひんやりとします。夜寒は古くから用いられた季語で用例も豊富にありますね。
この句は、問わず語りに、夜寒といえば、あたかも命が惜しいと聞こえます。
今日は、国連デー。村夫然としているグティエレス事務総長の顔は世界の平和に無力ですね。
作者ごとう・やはんの紹介は、2005年9月6日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・昨日は朝から野球三昧。ヤンキース対アストロズ、パドレス対フィリーズ、そして夜はヤクルト対オリックス。勝負事は何置いても勝たねばなりませんね。今朝はダルビッシュのパドレスが負けてフィリーズがナ・リーグの優勝を果たしました。
投稿者 m-staff : 2022年10月24日 09:06
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