[2022年10月28日]

夜々の星檸檬をしぼりながらへて

三谷 昭(1911~78)

檸檬(れもん)が秋の季語。レモンも同意の季語です。
たいていの家の台所には、レモンがころっと転がっているものですね。ミカン科でインド原産の常緑低木。花は薄紫色、普通は初夏に咲き、果実は秋に黄熟し、果汁が豊富で芳香があります。日本では瀬戸内海地方で栽培されていますが、大部分はカリフォルニアものの輸入で、1年中その姿が見られます。果皮からはレモン油、果汁を利用したレモン水や化粧水などが作られています。
この句では、夜々の星を見ながら、レモンをいつも絞りながら命ながらえて生きている、と詠っています。
作者みたに・あきらの紹介は、2007年3月29日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・日本シリーズは、オリックスがヤクルトに勝って俄然面白くなりましたね。ヤクルトは、山田、村上、オスナなどの中心打者が不調でした。明日からは神宮球場で試合が行われます。ヤクルトの本拠地ですから選手は奮起することでしょう。短期決戦の監督は選手のやりくりが大変です。高津、中島監督の采配が見ものです。

投稿者 m-staff : 2022年10月28日 10:02

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