[2022年11月17日]

鴛鴦に月のひかりのかぶさり来

阿波野青畝(1899~1992)

鴛鴦(えんおう)が冬の季語。鴛鴦(おし、おしどり)、をし、番い鴛鴦、離れ鴛鴦、鴛鴦の妻などが同意の季語です。
ガンカモ科の水鳥。雌雄異色。雄の冬羽は、緑、藍、紫、橙色など多彩でとても美しく見えます。雌は鴨とよく似て地味な暗褐色をしています。夏季は山地の水辺に棲み、木の洞に巣を作って繁殖します。冬には、その一部が平地の湖沼や池に降りてきます。この鳥は雌雄常に離れずに並んで泳ぎ、眠るときも翼を交わし、夫婦仲のよいことで知られていますね。
この句では、池の鴛鴦に月の光がかぶさっていると詠っています。情景がすぐに浮かんできます。
作者あわの・せいほの紹介は、2005年4月21日を参照。
(出典:辻 桃子監修「俳句の鳥」、創元社、2007年刊)
・ポーランドに落下のミサイルは、どうもウクライナの迎撃ミサイルのようです、NATOの事務総長は、ウクライナに迎撃ミサイルだった可能性がある、と指摘しました。これに対してウクライナのゼレンスキー大統領は「われわれのミサイルではないと反論しています。それにしても、今ウクライナが欲しいのはミサイルを撃つ防空システムですね。

投稿者 m-staff : 2022年11月17日 09:38

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