[2022年11月25日]

おでん酒わが家に戻り難きかな

村山古郷(1909~86)

おでん酒が冬の季語。おでん、関東煮(かんとうだき)、おでん屋なども同意の季語です
先日、レトルト食品の「おでん」を食べてみました。レトルトとは、特殊なフィルムの袋に調理した食品を入れて密封したもの。味はまあまあの出来、やっぱりおでん屋さんの味が恋しくなりました。
おでんは、庶民的な食べ物として誰からも愛されています。大別すると串おでんと煮込みおでんがあって、おでん種には、こんにゃく、大根、昆布、練り物などがあり、最近では丸ごとのじゃがいも、ソーセージを使って洋風に仕立てたおでんもありますね。単に味覚だけではなく、その場の雰囲気や会話が味付けをつかさどります。
この句では、おでん屋の日本酒を飲むうちに、わが家がだんだん遠くなる、と詠っています。
作者むらやま・こきょうの紹介は、2006年5月19日を参照。
(出典:角川春樹編「合本 現代俳句歳時記」、角川春樹事務所、2004年刊)
・サッカーの日本代表が強豪ドイツに勝って日本中が大騒ぎ。森安監督の采配に文句ばかり言っていた人たちが手のひらを反すように褒めているのを聞くとむず痒いですね。27日のコスタリカ戦は勝つしかありません。勝って堂々と1次リーグを突破してください。そのあとのスペインには負けそうな気がしています。

投稿者 m-staff : 2022年11月25日 10:20

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