[2022年12月13日]

草の葉に水とびついて氷りけり

大串 章

氷るが冬の季語。凍る、凍(い)つ、凍(し)むなども同意の季語です。
季語としての「凍る」は、水が凝結することだけでなく、もっと広い寒気の表し方として用いられています。空気や光も音も凍っている状態ととらえられて使われています。月凍つ、鐘凍つ、頬凍つ、風凍つなど。寒さ強くして快晴なのを凍晴(いてばれ)と詠んでいます。この句では、日常見かける当たり前の光景が無理なく表現されています。ここが俳句の奥深いところですね。
作者おおぐし・あきらの紹介は、2006年10月3日を参照。
(出典:角川春樹編「合本 現代俳句歳時記」、角川春樹事務所、2004年刊)
・今夜、東京の有明アリーナで、プロボクシングバンタム級で世界初の偉業となる4団体王座統一をかけて井上尚弥選手は、イギリスのポール・バトラー選手との一戦があります。4団体統一はこれまで8人が達成しています。バトラーは技巧派ですので打ち合いはせずに、結果判定で井上選手の勝ちと予想します。

投稿者 m-staff : 2022年12月13日 09:49

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