[2022年12月17日]

湯豆腐だけでよろし京の冬枯はよろし

荻原井泉水(1884~1976)

湯豆腐が冬の季語。
冬の鍋物といえば湯豆腐です。湯豆腐は大人の料理の匂いがし、手軽であっさりした味が喜ばれます。湯気の立った鍋の中で、力の抜けたように浮いている豆腐を掬い取り、葱や鰹節などの薬味を入れて醤油をかけて食べる情緒は、これぞ冬の料理の醍醐味ですね。湯豆腐の透き通る白さと煮立つまでの短さに人生のはかなさを映しているようです。
この句では、冬枯れの京都では、何よりも湯豆腐が一番似合っている、と断言しています。
作者おぎわら・せいせんすいの紹介は、2009年5月28日を参照。
(出典:石 寒太編「よくわかる俳句歳時記」、ナツメ社、2010年刊)
・岸田さん、アメリカべったりの安全保障でいいのですか。ほかに方法がないというのであれば論外ですが、もっと各方面の議論を尽くして将来の日本の在り方を考えてください。アメリカは本当に頼りになる相手なのでしょうか。「国家安全保障戦略」なるものの危うさを感じます。はじめに防衛費増額43兆円ではないはずです。民の声を聴いてください。

投稿者 m-staff : 2022年12月17日 10:03

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