[2023年01月18日]
燦爛と波荒るるなり浮寝鳥
芝 不器男(1903~30)
浮寝鳥(うきねどり)が冬の季語。水鳥、水禽も同意の季語です。
水上で羽に頭を埋めて眠っている水鳥のこと。水に浮いたまま寝るのは、外敵から身を護り、同時に気温が氷点下になるときは、外気温よりも水の中の方が暖かいためでもあります。浮き寝の合間には、尾羽から出る脂肪を、くちばしで羽に丹念に塗って防水処理をします。
この句の「燦爛(さんらん)」は、きらめき輝く様子。荒れた波の上で水鳥が寝ながら浮かんでいる様子が伝わってきますね。
作者しば・ふきおの紹介は、2005年5月24日を参照。
(出典:辻 桃子監修「俳句の鳥」、創元社、2007年刊)
・プーチンがロシアの軍の総兵力を150万人に増強することを決定したと報じています。これは一方的に併合したウクライナの4州の支配を維持するためとしています。今年から2026年にかけて軍を編成してゆくと伝えています。2024年には大統領選挙が予定されています。いつまでロシア人はプーチンの言いなりになっているのでしょうか。
投稿者 m-staff : 2023年01月18日 09:36
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